IoT基盤構築ソリューション

既存設備を活かして、つながる現場・見える現場へ

  • 既存設備の有効活用
    後付けセンサーと通信機器(※)でIoT化を実現。追加コストを抑え、導入ハードルを低減。
  • 多様な設備データの統合管理
    電力・温度・圧力・振動などの稼働データをクラウドに集約し、複数拠点を横断的に把握。
  • 異常検知・状況監視の効率化
    現場の見える化により、遠隔での稼働状況の確認やトラブルへの早期対応が可能に。
  • 人材不足・技術継承の解消
    数値に基づく管理で属人性を排除し、誰でも対応できる標準化された現場運用へ。

HTTPやBLE(Bluetooth® Low Energy)などの通信手段を持つ機器に限ります。

今ある機器を活かしながら、次の現場標準をつくる

工場や生産現場のIoT化に向けたシステム導入は、多くの現場で「機器が古い」「異なるメーカーの機器が混在している」「そもそも何をどこまでやるべきかが不明」といった課題に直面します。
ソフトコムのIoT基盤構築ソリューションは、既存設備を最大限活かしつつ、設備やセンサーのデータをクラウド上で一元管理。現場の状況を「見える化」し、データを起点とした判断・改善を可能にします。
必要なのは「センサーでつなぐ」だけ。長年の開発ノウハウと柔軟な設計力で、段階的・戦略的なIoT導入を支援します。

点在する情報をつなぎ、全体像を描く「IoT化のメリット」

既存設備を活かしたスムーズな導入

センサーを後付けすることで、これまで使用してきた機器をそのままIoT化。設備の入れ替えやシステムの大規模刷新を必要とせず、現場の業務を止めることなく、スムーズな導入を実現します。

イニシャルコストと導入期間の最小化

豊富な経験と独自のテンプレートを活用することで、初期段階での設計・構築にかかる手間を大幅に削減。コストを抑えながら、短期間でのシステム立ち上げを可能にし、早期の運用開始を支援します。

クラウドサービス活用による運用コストの最適化

AWSなどのマネージドサービスを活用し、設備の監視・管理をクラウドで一元化。従量課金制による柔軟な運用が可能なため、無理のないスモールスタートを実現しながら、長期的な運用コストの最適化につなげます。

あらゆる設備データを一元集約・可視化

電力・圧力・温度・振動など、設備ごとに異なるデータをクラウド上で統合。リアルタイムな可視化とアラート通知により、離れた場所からでも現場の状況を正確に把握でき、迅速な意思決定が可能になります。

経験に頼らないデータドリブンな運用へ

熟練者の勘や経験に依存せず、数値に基づいた判断が可能に。過去のデータ蓄積と分析によって業務の標準化が進み、属人化の解消や人材育成の基盤としても機能。技術継承や人手不足への対策としても有効です。

業務に寄り添うIoT開発「リコーグループでの活用事例」

ソフトコムでは、リコーグループでのIoTプラットフォーム構築を支援してきました。
カメラを用いたサービスや温度センサーを用いたサービスなど、グループ内の様々なIoTサービスで求められる「共通する仕様」やスピードに応じた「柔軟なシステム設計」と、「AWSをはじめとするクラウド基盤」を組み合わせた実装により、サービス開始までのリードタイム短縮を実現してきました。
これらの取り組みは、IoT導入における実運用へのフィット感を重視した、ソフトコムならではの開発スタイルを象徴しています。

アーキテクチャ構成図

IoTシステムのアーキテクチャ構成例をご紹介します。
セキュアかつ拡張性の高い構成で、スモールスタートから段階的な拡張まで対応可能です。

現場のIoT化、ソフトコムと一緒に考えてみませんか?

「どこから手をつけるべきかわからない」「既存設備でもIoTは導入できるの?」
そんな悩みに、私たちが寄り添います。
業務課題や将来的な展望をお聞かせください。最適な導入方法を一緒に検討しましょう。