マイクロサービスを適用した見積管理・契約管理の共通基盤システム構築を支援

様々な商材を取り扱うサービス販売業のお客様において、商材ごとに見積管理・契約管理システムが構築されており、ITシステムがサイロ化されているシステム課題がありました。
当該課題より、現行システム構造のままでは、新規商材の開始時のシステム対応に時間とコストを要し、各システムからバックオフィスシステムへの情報連携も複雑で非効率な状態にありました。

上記課題を解決するのに向けて、複数の商材に対応した見積管理・契約管理の共通基盤システムをお客様のプライベートクラウド環境へ構築する支援を行いました。

マイクロサービスアーキテクチャ

新商品事業にスピーディに対応するために、商品個別のスクラッチ開発ではなく、共通機能部品と事業横断共通サービスを漸増させる目的で『マイクロサービスアーキテクチャ』を採用しました。

継続的インテグレーション（CI）

ソースコード管理システムGitHubのリポジトリへソースコートをマージする要求(Pull Request)を実施することをトリガーに、対象サービス機能および複数サービスの整合性を確認する自動テストを起動する『継続的インテグレーション』を採用しました。

Infrastructure as Code（IaC）

システム構成管理ツールAnsibleを利用し、インフラ構成をコード化しそのプロビジョニングを自動化する手法である『Infrastructure as Code』を採用することで、開発環境・検証環境・本番環境間の環境差異を局所化し環境構成の一貫性を確保しました。